薬学生実務実習座談会Practical training seminar

当社で実務実習を希望される薬学生の皆様へ

毎日薬局では薬学生の実務実習の受け入れを積極的に行っております。
実習経験が豊富な指導薬剤師が「楽しい実習」をテーマに皆様の指導を行いますので、安心して毎日薬局をお選び頂ければ幸いです。

薬学生実務実習座談会

  • 石毛

    薬学生実務実習座談会ということで、実務実習に携わっている、または実際に実習を受けた人を含め4人にお集まり頂きました。
    実務実習を毎日薬局で受けたいと考えてくれている学生の皆様に毎日薬局を知って貰うため、是非お話を聞かせて下さい。
    どうぞ宜しくお願いします。

  • 一同

    宜しくお願いします!!

  • 石毛

    ではまず、実務実習やOSCEで学生に多く関わっている横芝本町店の山口さんに伺います。
    今まで長く実務実習に携わっていますが、どういったきっかけで始めたのでしょうか?また、どのような指導を心掛けていますか?

  • 山口

    きっかけは私自身が薬剤師として何が出来るかを模索していく中で「後進を育てたい」という考えがあり、積極的に学生を受け入れるようになりました。受け入れは薬学部が6年制になる前から行っていますが、これまでに25名を受け入れてきました。
    指導内容は各施設でのばらつきや抜け落ちなどがないように手引きに従って行っています。「楽しい実習」を心掛けていて、実習が終わった際、実習生に「楽しい実習でした」と言って貰えるよう工夫をしています。

  • 石毛

    「楽しい実習」は私も実習を始めるに当たって心掛けている事ですね。
    今回参加している出山君は実習生として山口さんに指導して貰い、その後毎日薬局に入社しましたが毎日薬局での実習、山口さんの指導はいかがしたか?

  • 出山

    薬の知識やわからないことなど優しく教えて下さり、多くのことを学ぶことが出来ました。実習で特に印象に残っていることは、大学では学習することの難しい「患者様とのコミュニケーション」についてです。患者様にあいづちをしたり、話題を膨らませたりと、患者様からより多くの情報を引き出すために様々な工夫をしていることを学びました。患者様が笑顔で帰られるのを見学させて頂き、薬剤師として薬の知識だけではなく、患者様に寄り添う気持ちやコミュニケーション能力も必要だと改めて感じました。
    また、薬の知識だけではなく食事や運動、サプリメントなど生活面からもアドバイスされていて、私も山口さんのように素敵な笑顔で健康を届けられるような薬剤師になりたいと思うようになりました。
    薬局外の活動としては、学校薬剤師の仕事、在宅医療、製薬メーカーの工場見学、分包機メーカーのショールームなど薬局以外のことについても学ばせて頂きました。このような貴重な体験はなかなかできないのでとても有意義な時間となりました。

  • 石毛

    出山君とは分包機メーカーのショールーム見学に行きましたね。出山君は横芝本町店の実習生でしたが、同時期の干潟店の実習生とみんなで見学に行きましたね。最新の機械に触れて良い経験になったのはもちろんだったと思いますが、実習生の4人で学校のことや勉強のことなど凄く熱心に情報交換しているのが印象的でした。

  • 出山

    あの時は、普段接する事の少ない他大学の人との交流の機会にもなったのでとてもおもしろかったです。他大学の情報や、これからの卒業試験や国家試験について話すことが出来て有意義でした。

  • 山口

    干潟店の実習はどんな感じですか?

  • 石毛

    基本的な座学や技能については横芝本町店と同じく指導していますが、整形外科の処方せんが中心ですので、骨粗鬆症や変形性関節症など専門的な分野をメインに、面で受けている内科的な処方の解析や服薬指導をして貰っています。特に骨粗鬆症は介護になってしまう原因の第4位の「骨折・転倒」に大きく関わっています。ここをしっかり予防できれば健康寿命を長く出来ると言うことで注目されています。新薬も出てきており、実習生にも積極的に関わって貰っています。

  • 山口

    佐藤さんが新たに指導薬剤師として加わり、2人体制で教えることが出来るのも干潟店の強みですよね?

  • 佐藤

    石毛さんが指導薬剤師として実習生を教えていると言うことで自分も指導薬剤師を取らせて頂きました。服薬指導やOTCの対応など実践的なことを多く経験してもらって、2人掛かりで実習生を飽きさせない、絶え間ない実習が出来るのが干潟店の強みです。自己研鑽としても石毛さんと共に骨粗鬆症学会に入会して、今後骨粗鬆症マネージャーを取得し、骨折からの介護状態といったことを薬剤師の観点から予防していく一助になれればと思っています。そういったことを実習生にも伝えられたらなと思っています。

  • 山口

    実際に実務実習に関わってみてどうでした?

  • 佐藤

    一人一人興味のある物が違うし、実習生毎にニーズが違うのでそれに応えられるようにこれから頑張っていきたいですね。

  • 石毛

    実習生を連れて色々なところに行きますが、我々も遠足気分で楽しんでいます。ただ、色々な所に行って実習最終日に「どこが一番楽しかった?ためになった?」と聞いたところ「メーカーさんの勉強会」とか言われたこともありました。

  • 一同

    笑!!

  • 山口

    実習生から得るものも凄く大きくて毎回実習生が来ることを楽しみにしています。
    今の薬剤師の卵がどんなことを学んできたのか、どんなことを思っているのか、時代によって全然違いますし、人それぞれですので毎回楽しみにしています。

  • 石毛

    そうですね!毎回実習初期は実習生からの質問より私からの質問の方が多いかも知れません。「楽しい実習」には我々も含まれていますからね。

  • 山口

    2019年度から新コアカリキュラムに変わって実習生が薬局を選ぶようになりましたが、今後どのように変わっていきますか?

  • 石毛

    今までは実習生がエリアを希望し、その中で担当者が振り分けていました。どうしても実習生からしたらモチベーションの面で課題があったようです。
    今後は学生が自分で薬局を調べ、薬局を指定することによって、積極的に実習に取り組んでくれることを期待しての変更のようです。
    毎日薬局をもっと知って貰えるように、実習先として考えてくれる学生向けのこのホームページであったり、他にも選んで貰えるような取り組みをしていかなければと思っています。

  • 出山

    私の学生の頃とは違い、学生が薬局を選べるためどんな薬剤師になりたいか将来を見据え、実習で具体的に何を学びたいか目標を持って取り組むべきだと思います。いっそのこと就職を考えている企業に応募するのもいいかもしれませんね。
    在宅を見学してみたい学生や地域密着で患者様に寄り添った薬剤師になりたいのであれば、毎日薬局での実習はとても有意義なものになると思います。毎日薬局では、患者様としっかりお話し、薬を飲めているか、困っていることなどを聞きだし、医師や他の医療従事者へお薬手帳や報告書等を通じでコミュニケーションを取っています。また、薬を飲めていない患者様に関しては医師に処方提案をしたり、お薬カレンダーを使用するなど、患者様に寄り添った在宅医療にも取り組んでいます。

  • 石毛

    在宅に関して毎日薬局は積極的に行っていますし、これからどんどん必要になっていきます。毎日薬局も地域に必要とされる薬局になれると良いですね。

    今回は毎日薬局 薬学生実務実習座談会にお集まり頂きありがとうございました。
    今後も実習頑張っていきましょう。
    お疲れ様でした!!

  • 一同

    お疲れ様でした!!